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ナレッジベースとは?その利点と導入方法

ナレッジベースは、同じ質問に二度答えないための場所です。導入前に決めるのは、読む相手が社員だけか、顧客も含むか。この2つは公開範囲も書き方も違うため、混ぜて始めると、社内向けのメモが顧客に見えてしまう事故が起きやすくなります。

1. ナレッジベースとは

ナレッジベースとは、組織の知識や手順を整理して保存し、必要なときに検索で取り出せるようにした仕組みのことです。中身は、たとえば次のようなものです。

  • FAQ(よくある質問とその回答)
  • 業務マニュアル
  • プロセスガイド
  • 製品情報
  • トラブルシューティングガイド

同じ内容でも、読む相手によって書き方が変わります。社内向けなら、社内の略語や事情を前提に短く書けます。顧客向けなら、顧客が検索に使う言葉で書く必要があり、社内用語は通じません。

2. ナレッジベースの利点

  • 質問への返事がURL1つで済みます。同じ質問に何度も説明する代わりに、答えのページを渡せます。
  • 顧客が問い合わせる前に、自分で調べられます。公開するのは、顧客に見せてよいページだけです。
  • 手順がページとして残ります。担当者が異動や退職をしても、後任はページから引き継げます。

3. ナレッジベースの導入方法

目的と範囲の明確化

最初に、読む相手を決めます。社内の質問対応を減らしたいのか、顧客の自己解決を増やしたいのか。両方が目的でもかまいませんが、作る順番は1つに絞ります。

ツールの選定

専用のツールが要るかは、ページ数ではなく困りごとで決めます。ページが少なく、書く人も直す人も1人なら、共有ドキュメントで足ります。移しどきは、書いた本人でさえ探して見つけられなくなったときか、顧客にも見せたくなったときです。選ぶときは機能の一覧より検索結果を見て、試用版に自社のページを入れ、実際に聞かれた質問で答えが上位に出るかを確かめます。候補の1つに、後述のKipwiseがあります。

情報の収集と整理

全部を集めてから整理しようとすると、終わりません。手順が決まっている業務(入社手続き、経費精算、障害対応など)とよく聞かれる質問から書き始め、置き場所は書きながら整えます。

アクセス権の設定

公開範囲は、ページ単位で決めます。初期値は非公開。顧客に見せてよいページだけを、確認のうえ公開に切り替えます。社内向けの注意書き(「この顧客は要注意」「返金は上長に確認」など)を同じページに書くと、公開した瞬間に顧客にも見えるので、社内向けの補足は別のページに分けてください。

トレーニングと普及

使い方の説明会は短く済ませ、入口を1つにそろえます。入社初日の案内やチャットの固定メッセージにURLを載せ、質問に答えるときもURLで返します。

ナレッジベースが機能しなくなる典型的な原因は、情報が古いまま放置されることです。誤った手順が「正解」として残ってしまうと、検索してもSlackで聞いても同じ手間がかかり、結局誰も見なくなります。更新担当者をページや部署ごとに決めておき、四半期に一度は「まだ正しいか」をレビューする仕組みを最初から組み込むと、形骸化を防ぎやすくなります。

4. ナレッジベースの使い方の例

例1: 顧客サポート

問い合わせへの返信には、答えを書き直さず、記事のURLを添えます。同じ問い合わせが続くなら、返信の代わりに記事を1本書き、公開すれば、次の顧客が自分で調べるときにも使えます。

例2: 社内教育

入社手続き、経費精算、ツールの使い方など、最初の1か月に必要なページを順番に並べて渡します。わからないことがあれば、まずそこを検索してもらいます。

例3: 業務手順の管理

手順書をページにして、変更があったら1か所だけ直します。メールやチャットで配った手順書のように、古い版が手元に残ることがありません。

5. 効果的なナレッジベースツール:Kipwise

効果的なナレッジベース構築には、適切なツールの選択が重要です。その中で、Kipwiseは以下のような特徴を持つ注目のツールです:

  • 誰でも使いやすいUIで、導入の際に社員への説明やトレーニングがいらない
  • 動画や画像、Google Driveファイルの埋め込みが可能
  • 生成AIボットが社内外の質問に自動で回答
  • 社内Wikiも顧客向けFAQも同じナレッジベースで一元管理できる
  • レビュー機能で、常にコンテンツの正確性を担保
  • Slackとのパワフルな連携機能で、日常的なコミュニケーションツールとシームレスに統合

これらの機能により、より直感的で使いやすいナレッジベースの構築が可能になります。

最初の一歩

読む相手を決め、公開範囲の初期値を非公開にして、最初の5ページを書いてください。最初の5ページを書くと、どこに置けば探しやすいか、誰が直すかを、具体的に決められます。

ナレッジベースの効果を確かめたい方は、Slack で無料で試すことで実際に社内の情報を整理してみてください。運用が回るかどうかは、使ってみて初めてわかります。

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