Slack AIが日本上陸!料金・使い方を解説。日本語での精度は?

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Slack AIついに日本上陸!Slack AIとは(生成AI機能)

2024年4月18日、SalesforceはSlackに生成AIをネイティブ統合した「Slack AI」が日本語を含む多言語に対応したことを発表しました。
Slack AI は、Slackに組み込まれた生成AIツールで、これにより、よりスマートな検索機能や会話の即時要約など、さまざまな便利な機能が利用可能になります。これらの機能を通じて、チームの生産性が飛躍的に向上します。

Slack AIの料金。利用には有料プランが必要

Slack AIの料金は、1ユーザーあたり月額1,200円です。また、Slack AIは有料プランのユーザーのみが利用できる機能となっており、無料プランでは利用できません。
以下は、各プランの料金とSlack AIの追加料金です。

  1. プロプラン
    • 月額料金:925円/ユーザー
    • Slack AI追加料金:1,200円/ユーザー
    • 合計料金2,125円/ユーザー
  2. ビジネスプラスプラン
    • 月額料金:1,600円/ユーザー
    • Slack AI追加料金:1,200円/ユーザー
    • 合計料金2,800円/ユーザー

Slack AIを利用するためには、まず有料プランにアップグレードし、その上でSlack AIのアドオンを追加する必要があります。有料プランの詳細については、関連する記事をご覧ください。

Slack無料版と有料版の徹底比較!違いと選び方は? 

Slack AI とは

現代のビジネス環境では、情報が溢れ、仕事のスピードもますます速くなっています。そんな中で、必要な情報を迅速に見つけ出し、効率的に行動することが求められます。しかし、大量のデータを扱う際には、それが大きな課題となることも。

ここで登場するのが、Slack AIです。Slack AIは、社内の膨大なコミュニケーションデータをもとに、必要な情報を要約したり、すぐに検索できる機能を提供し、チームの生産性を飛躍的に向上させます。

現在Slack AIでは、以下の3つの主要機能が提供されています。

1. チャンネルの要約

毎日のやりとりが蓄積されたSlackチャンネルでは、大量のメッセージが溜まっていきます。長い議論や複雑な会話を振り返るのは大変ですが、Slack AIの「チャンネルの要約」機能を使えば、簡単に重要な内容を把握できます。

使い方

  • 画面右上の「要約マーク」をクリック
  • 要約」を選択
  • Slack AIが主要なハイライト、重要なテーマ、決定事項を自動的に表示
  • 要約結果から、関連メッセージに直接アクセス可能

2. スレッドの要約

Slackでは、一つの投稿に対して多くの返信が寄せられることがあり、スレッドが非常に長くなることがあります。そんな時には、「スレッドの要約」を利用すれば、主要なポイントや議論の結論を一目で把握できます。詳細なやりとりを確認する必要がなく、要点を短時間で理解できるようになります。

使い方

  • スレッド内でSlack AIのボタンをクリック
  • 議論内の「誰が」「どのような発言をしたか」を自動的に要約
  • 簡単にスレッドの結論を把握可能

3. 回答の検索

社内で必要な情報を探す際に、誰がその情報を持っているのかが分からず、無駄な時間を使ってしまうことがあります。この問題を解決するのが、Slack AIの「回答の検索」機能です。例えば、過去のプロジェクトに関する情報や製品の詳細など、自然な言葉で質問するだけで、必要な情報を素早く見つけることができます。まさに、Slack内で動く"社内Google"のような機能です。

  • 検索バーに質問やキーワードを入力(自然言語でOK)
  • Slack AIが社内のメッセージ履歴や共有ファイルから最適な回答を提供
  • 検索結果を要約し、迅速に情報を入手可能

Slackと連携した社内Wiki:Kipwiseでさらなる効率化を実現

Kipwiseは、Slackユーザーにとって理想的なナレッジ管理ツールです。Slack内での質問に即座に回答するAI機能を持つだけでなく、外部のドキュメントやファイルも検索できるため、業務効率がさらに向上します。

情報を整理しやすい社内Wiki
社内Wiki・Slack・外部ファイルを横断的に検索可能
生成AIが社内の知識をもとに回答

Kipwiseの主な特徴:

  • 社内ナレッジを一箇所に集約し、チーム全体でのアクセスを容易にします。
  • 自動回答機能により、社内Wikiに基づいた正確な情報をすぐに引き出すことが可能です。
  • 外部ツールやファイルの統合によって、Google DriveやGoogle Docsなども含めた一元的な検索をサポート。

Kipwiseは、14日間の無料トライアルも提供しており、クレジットカードの登録は不要です。この機会にぜひお試しください。Slackの生産性をさらに高め、チーム全体のコラボレーションを強化するには、Kipwiseが最適なソリューションです。

今すぐKipwiseを無料で試して、効率的なナレッジ管理を体験しましょう。カード情報は要りません。

SlackにKipwiseを追加する

Slackは顧客データをAIの学習に利用している?

Slackは、デフォルトでユーザーデータをAIモデルのトレーニングに利用していますが、これを避けたい場合は、ユーザー自身がメールでオプトアウトする必要があります。この事実がHacker Newsで話題となり、Slackユーザーの間で議論を巻き起こしました。

Slackの説明によると、顧客データは検索結果の向上やチャンネル・絵文字のおすすめ機能の強化に使用されていますが、Slack AI自体は顧客データでトレーニングされていないとされています。データはSlackのAWSインフラ内で厳重に管理されており、外部のAIプロバイダーとは共有されません。

Slack AIは日本語でも使える?

Slack AIは、2024年2月に米国と英国で英語版が提供されていましたが、4月17日から日本でも日本語対応版がリリースされました。Slack AIはユーザーの言語設定に基づいて動作するため、言語設定を日本語にするとSlack AIも日本語で応答します。別の言語で応答させたい場合は、Slackの言語設定を変更する必要があります。

Slack AIをトライアルするには

現在のところ、Slack AIのトライアルに関する情報は少なく、試用版を提供していない点が課題です。また、Slack AIはワークスペース全体に適用され、特定のメンバーにのみ有効にすることができないため、メンバー全員に対して課金される仕様となっています。

まとめ

Slack AIは、2024年に日本でも正式にリリースされ、チームの生産性を大幅に向上させる生成AIツールです。チャンネルやスレッドの要約、質問への回答機能を備え、膨大なメッセージの中から重要な情報を瞬時に見つけ出すことができます。しかし、Slack AIは有料プランでのみ利用可能で、追加料金が発生する点に留意が必要です。

また、Slack AIはSlack内のデータに特化しており、社内の他のツールやファイルを統合的に検索することはできません。この点で、より広範囲なナレッジ管理が必要な場合には、Kipwiseの導入が効果的です。Kipwiseは、Slackとシームレスに連携し、Slack以外の外部ドキュメント(Google DriveやGoogle Docsなど)を統合して検索・共有できる機能を提供します。

ソース

  1. Slack under attack over sneaky AI training policy | TechCrunch 
  2. AI ツールで、質問への回答や要約を取得 | Slack 
  3. Slack AI が登場 
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