Slackの料金:無料版と有料版の徹底比較!違いと選び方は?

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Slackは、チーム内のコミュニケーションを効率的に行える人気のビジネスチャットツールです。特にエンジニアやテクノロジー企業で広く使われており、そのシンプルなインターフェースや外部ツールとの連携のしやすさが評価されています。しかし、Slackには無料プランと有料プランがあり、それぞれに違いがあります。本記事では、Slackの無料版と有料版の違い、どのプランがあなたのチームに最適かを徹底解説します。

Slackの人気の理由とは?

Slackは、メンバーが1つの場所に集まり、チーム全体で効率的に働けるように設計されたビジネス用メッセージングアプリです。特にリアルタイムでのやりとりがしやすく、フィードバックや多方面からの意見を迅速に得ることができるため、意思決定や問題解決がスムーズに進むのが特徴です。

Slackの人気の理由

  1. シンプルなインターフェース
    グループ内でのチャット形式で、簡単にメッセージを送信・返信できるシステムが支持されています。ユーザーがすぐに慣れ、特別な操作スキルが不要です。
  2. 外部ツールとの連携
    SlackはGoogle Drive、Asana、GitHub、Zendeskなどの外部ツールとの統合が容易で、これにより、日常的な業務フローの一部として簡単に組み込むことができます。
  3. リアルタイムのコミュニケーション
    Slack内ではメンバー間のやりとりがリアルタイムで行われ、迅速なフィードバックが得られるため、効率的なコラボレーションが可能です。

Slackのデメリット

  1. メンバー数が増えると使いづらくなる
    メンバーが増えると、メッセージやファイル、メンションが多くなり、重要な情報が埋もれてしまうことがあります。
  2. 大規模な会議には不向き
    Slackは、シンプルなチャットベースのツールとして優れていますが、大規模な会議や全体会議などには適していません。

Slackの無料プランと有料プランの違い

Slackには、無料プランと有料プランがあり、それぞれのプランで提供される機能や保存期間、連携できるアプリの数などが異なります。ここでは、各プランの主な違いをまとめ、どのような点で有料プランが優れているのかを詳しく説明します。

プラン フリー プロ ビジネスプラス Enterprise Grid
価格 0円/月 925円/月 1,600円/月 営業担当にお問い合わせ
メッセージ履歴 90日間のメッセージ履歴 無制限のメッセージ履歴 無制限のメッセージ履歴 無制限のメッセージ履歴
アプリのインテグレーション 10件のアプリ連携 いくつでも連携可能なアプリインテグレーション いくつでも連携可能なアプリインテグレーション いくつでも連携可能なアプリインテグレーション
ビデオ/音声会議 1対1の音声およびビデオ会議 グループでの音声およびビデオ会議 グループでの音声およびビデオ会議 グループでの音声およびビデオ会議
ダイレクトメッセージ 社外の人との1対1メッセージ 組織外の人とのグループメッセージ 組織外の人とのグループメッセージ 組織外の人とのグループメッセージ
ワークスペース数 1つのワークスペース 1つのワークスペース 1つのワークスペース 無制限のワークスペース
Slack AI利用可能 ✔ (Slack AIアドオン対応) ✔ (Slack AIアドオン対応) ✔ (Slack AIアドオン対応)
セキュリティ機能 SAMLベースのシングルサインオンなし SAMLベースのシングルサインオン SAMLベースのシングルサインオン SAMLベースのシングルサインオン
データエクスポート すべてのメッセージのデータエクスポート すべてのメッセージのデータエクスポート すべてのメッセージのデータエクスポート
バックアップ対応 データ損失防止、e-Discovery対応 データ損失防止、e-Discovery対応 データ損失防止、e-Discovery対応

特に注目すべき違いは以下の通りです。

メッセージ履歴の保存

  • 無料プラン: Slackの無料プランでは、メッセージとファイルの履歴は直近90日間のものしか閲覧できません。これは、過去の議論ややり取りに戻って確認したい場合に制約がかかるため、長期間のプロジェクトやチーム全体の履歴管理には少し不便です。
  • 有料プラン: 有料プランにアップグレードすると、メッセージやファイルの保存に制限がなくなり、過去の全てのデータにアクセスすることが可能です。過去のプロジェクトのやり取りや重要な決定事項を振り返りたい場合に、この機能は非常に役立ちます。また、すべてのデータが安全に保存されるため、後から必要な情報にすぐにアクセスできます。

アプリ連携数

  • 無料プラン: 最大10件までのアプリ連携が可能です。たとえば、Google DriveやAsana、GitHubといった基本的なツールを連携することはできますが、使い込むほどに連携アプリの数が制限されていると不便に感じるかもしれません。
  • 有料プラン: 有料プランでは、アプリ連携数に制限がなくなります。チームのワークフローに合わせて、多くのサードパーティアプリを連携させることで、Slackをより効率的な業務プラットフォームとして活用できます。ツール間のデータ共有や、作業の自動化が促進されるため、生産性が大幅に向上します。

Slack AI

  • 無料プラン: 無料プランでは、Slack AIは使用できません。Slack AIを使えないことで、特に大量のメッセージの中から特定の情報を見つけ出すのに時間がかかることがあります。
  • 有料プラン: Slack AIは、Slackに統合された生成AIツールで、有料プランでのみ追加料金(ユーザー1人あたり月額1,200円)を払って利用できます。Slack AIは、以下の機能を通じてチームの作業効率を劇的に向上させます。

Slack AIでできること

  • 会話の要約: 長い会話やハドルミーティングの内容を、Slack AIが自動的に要約します。忙しいスケジュールの中でも、要点をすばやく把握できるため、会議後のフォローアップや意思決定を迅速に行うことが可能です。
  • スマート検索: Slack AIが、メッセージ履歴や共有ファイルをスキャンし、必要な情報を的確に探し出します。たとえば、「第1四半期の営業戦略は?」といった自然な言葉で質問するだけで、AIが最適な結果を提示してくれます。これにより、膨大なメッセージの中から探す手間を省き、時間を大幅に節約します。
  • ミーティングの議事録作成: ハドルミーティングや音声会議中に、Slack AIがリアルタイムで議事録を自動生成。これにより、参加者はメモを取る必要がなく、話し合いに集中することができ、後から重要なポイントを簡単に確認することが可能です。

Slack AIの料金: ユーザー1人あたり月額1,200円が必要です。この料金は有料プランに加えて発生するもので、Pro、Business+、Enterprise Gridの各プランで追加できます。無料プランでは、Slack AIを追加するオプションはありません。

Slack AIを使うことで、Slack上の膨大なデータや会話を効率よく活用でき、チーム全体の生産性が大幅に向上します。Slackを単なるチャットツールとしてではなく、情報管理や意思決定を支援するツールとして最大限に活用できる点が、Slack AIの大きなメリットです。

データ保存期間

  • 無料プラン: 無料プランでは、メッセージやファイルの保存期間が1年間に制限されています。それ以降のデータは自動的に削除され、保存されなくなります。これにより、長期的なプロジェクトで過去のデータを参照することが難しくなります。後でアップグレードしたとしても、1年より前のデータには遡れません。
  • 有料プラン: 有料プランでは、データ保存期間に制限はありません。これにより、チームは数年前のメッセージやファイルにもアクセスでき、長期的なプロジェクト管理や資料のアーカイブが可能です。特にプロジェクトの振り返りや、法的要件に基づくデータ保存が必要な場合、有料プランが役立ちます。

無料プランで90日以上の履歴を保存するには?

無料プランで90日以上のメッセージ履歴を保存したい場合、有料プランにアップグレードするしかありません。アップグレードすることで、それまでアクセスできなかった90日以上前の履歴にもアクセスできるようになります。

ただし、2024年8月26日以降の新しいルールにより、1年以上前のデータは有料プランでも保存されないため、アップグレードしても1年以上前のメッセージやファイルは閲覧できない点に注意が必要です。つまり、アップグレードすれば直近1年分の履歴は遡れますが、それ以前のデータは復元できないため、重要なデータは早めにバックアップしておくことをおすすめします。

Slackの有料プランは誰に向いているか?

  1. 小規模チーム向け(無料プラン)
    小規模のチームやプロジェクトでは、無料プランでも十分に活用可能です。メッセージの保存期間やアプリ連携の制限があっても、日常的なコミュニケーションには支障がない場合が多いです。
  2. 中〜大規模チーム向け(有料プラン)
    企業全体や大規模なプロジェクトにおいては、履歴の保存や連携アプリの数に制限がない有料プランが適しています。特に、長期的なプロジェクトや頻繁なファイル共有が必要な場合には有料プランが大きなメリットを提供します。

1人だけSlackの有料プランを使うことはできるか?

残念ながら、1人だけ有料プランにすることはできません。Slackの有料プランはワークスペース全体に適用されるため、全員が同じプランにアップグレードする必要があります。

Slackの有料プランを無料で試すには?

Slackの有料プラン(ProプランやBusiness+プラン)は、無料トライアルをリクエストして試すことができます。クレジットカードの登録は不要で、トライアル期間中は有料プランの機能を自由に試せます。

Kipwiseを使ってSlackでのコミュニケーションをさらに強化する

Slackは便利なツールですが、情報が流れてしまって「どこに何があるのかわからなくなる」問題に悩まされることはありませんか?Slackだけでは全ての情報を体系的に管理するのは難しい場合があります。そこで、Kipwiseを導入することで、Slack内で共有される情報を整理・共有しやすくなり、チーム全体のナレッジマネジメントが効率化されます。

Kipwiseの主な機能:

  • 社内マニュアルの簡単な作成: チーム全員が簡単にアクセスできる社内マニュアルをKipwiseで作成し、チームメンバーが必要な情報をいつでも見つけられる環境を整えます。
  • 質問への自動回答: チームメンバーがSlackで質問すると、Kipwiseが自動的にナレッジベースから最適な回答を提供します。これにより、同じ質問を何度も受ける手間が省け、時間を有効に使えます。
  • Slackとシームレスな統合: Slackから離れることなく、Kipwiseのナレッジベース機能を活用できます。これにより、チャット内での重要な情報やナレッジをそのまま蓄積し、再利用が可能です。

Slackを使いこなしているチームには、Kipwiseの統合機能を使うことで、さらなる効率化が期待できます。

誰でも直感的に社内マニュアル・Wikiを作成できます

以下の/コマンドで、Slackを離れずにKipwiseが使えます。

  • /kipwise create - 新しいページを作成
  • /kipwise [キーワード] - 検索
  • /kipwise ask - 質問を作成
  • /kipwise sign-in - KipwiseのWebポータルにアクセス
Slackから離れることなく、社内ナレッジをどんどん構築

さらに、AI搭載の自動回答機能によって、チームメンバーがSlackに投稿した質問に社内の知識に基づいてKipwiseが答えてくれます。

社内Wikiの情報に基づいて、メンバーの質問に生成AIが自動回答

こんな人に特におすすめ: Slackをコミュニケーションツールとして使うチーム・企業

価格: 14日間の無料トライアル有り、有料プランは月額1,100円から

今すぐKipwiseを無料で試して、チームのコラボレーションを強化しましょう!カード情報は要りません。

SlackにKipwiseを追加する

まとめ

Slackの無料プランと有料プランには、それぞれ異なる機能とメリットがあります。小規模なチームやプロジェクトでは無料プランでも十分な場合がありますが、履歴管理やアプリ連携の制限があるため、長期的なプロジェクトや頻繁なコミュニケーションが必要な場合には、有料プランにアップグレードする価値があります。また、Slack AIを活用することで、さらに効率的なコミュニケーションが可能になります。

さらに、Kipwiseを活用することで、Slackでの情報整理やナレッジ共有がより一層スムーズになり、チーム全体のパフォーマンスを向上させることができます。Kipwiseの無料トライアルをぜひ活用し、チームのコラボレーションを次のレベルに引き上げましょう!

ソース

Communication issues for Remote Team?
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統合された社內 Wiki を使用する
リモートワークをしているときでも、ナレッジを効果的に共有しましょう。
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