Slackのリマインダー設定方法を紹介します。日本語でうまくリマインダーが設定できなかった経験があるのではないでしょうか?実は、Slackではアメリカ英語で日時を指定する必要があり、これが原因で日本語でリマインダーを設定できないという問題が発生します。
この記事では、Slackでリマインダーを設定する具体的な方法や、実際に使えるサンプルを紹介していきます。この記事を読み終える頃には、Slackでのリマインダー設定がスムーズにできるようになりますよ!
Slackでリマインダーを設定する方法
Slack公式ページによると、リマインダーは様々な言語で設定できると記載されています。しかし、実際にはアメリカ英語の日時形式を使用しないと、うまくリマインダーが設定されないことがほとんどです。
公式サイトからの引用:
「リマインダーは希望の言語で設定できますが、アメリカ英語の日時形式を使うことをおすすめします。」
つまり、日本語で日時を入力してもSlackはそれを認識せず、「いつリマインドしますか?」と聞かれることになります。
なぜSlackでは日本語の日時でリマインダーを設定できないのか?
日本語で「明日の午前10時に」と書いても、Slackは日時情報として認識しません。これはシステムが日時の形式を英語の月・日・年、時間形式で読み取るように設計されているためです。日本語の「〇年〇月〇日」といった表記はSlackでは通用しないのです。
Slackでリマインダーの日時はアメリカ英語で設定する必要がある
Slackで正確にリマインダーを設定するためには、アメリカ英語の形式で日時を入力する必要があります。たとえば、「/remind me 'プロジェクトのレビューを行う' at 10:00am on 9/30/2024」のように、日付と時間を英語表記で入力します。月と日、時間をアメリカ式で書くことで、Slackは正確にリマインドしてくれます。
それでは、具体的なリマインダーの書き方を見てみましょう。ここからは、すぐに使えるリマインダーの例もご紹介します。
アメリカ英語を使った、Slackリマインダーの例
繰り返しか単発か?リマインダーの設定方法
まずは、リマインダーが一度だけ必要な場合と、定期的に繰り返し設定したい場合の方法です。
一回限りのリマインダーは、特定の日時でタスクをリマインドするのに便利です。繰り返しのリマインダーを使うと、週や月ごとに自動的にリマインドされ、定期的なタスクを忘れずに管理できます。
単発リマインダーの例(1回だけのリマインダー)
特定の日時に一度だけリマインダーを設定する場合の例です。
- 2024年9月28日午後3時にリマインド:
/remind me "クライアントミーティングのプレゼンテーションを準備" at 3:00pm on 9/28/2024
- 2024年10月12日午後2時にリマインド:
/remind me "ABC社に契約更新についてフォローアップ" at 2:00pm on 10/12/2024
定期的なリマインダーの例(毎週、毎月など繰り返しリマインド)
繰り返しリマインダーを設定することで、毎週や毎月のタスクを忘れずに実行できます。
- 毎週月曜日午前9時にリマインド:
/remind me "第4四半期プロジェクトの予算配分を確認" every Monday at 9:00am - 毎月最初の月曜日午前10時にリマインド:
/remind me "マーケティングチームに月次レポートを送信" at 10:00am every first Monday
リマインダーの送信先を指定する
次に、リマインダーの送信先についてです。Slackでは、自分自身だけでなく、特定のメンバーやチャンネル、さらにはチーム全体に対してリマインダーを設定できます。リマインダーを送信する相手によって、通知方法が少し異なります。
自分向けリマインダー
自分自身にリマインダーを設定することで、個人的なタスク管理ができます。日々のタスクや重要な予定を忘れないようにしましょう。
- 明日午後3時に自分へリマインド:
/remind me "製品ローンチの在庫を確認" at 3:00pm tomorrow - 毎月の最終日午後4時に自分へリマインド:
/remind me "チームのパフォーマンス目標を確認" at 4:00pm on the last day of the month
特定のメンバーに向けたリマインダー
特定のチームメンバーに対してリマインダーを送信することも可能です。これにより、メンバーごとのタスク進捗をフォローできます。
- 来週金曜日午後2時にアリスへリマインド:
/remind @alice "新規顧客とのデモコールをスケジュール" at 2:00pm next Friday - 2024年10月3日午前11時にマイクへリマインド:
/remind @mike "XYZ社との契約ステータスをフォローアップ" at 11:00am on 10/3/2024
チャンネル向けリマインダー
Slackチャンネル全体に対してリマインダーを設定する場合、Slackbotがチャンネル内で全員に向けて通知を送ります。特にチーム全体で共有するタスクやイベントの通知に便利です。
- 毎週火曜日午前9時45分にマーケティングチームへリマインド:
/remind #marketing-team "15分後にチームミーティング開始" at 9:45am every Tuesday - 毎週水曜日午後4時30分に開発チームへリマインド:
/remind #dev-team "新しいバージョンを本番環境にデプロイ" at 4:30pm every Wednesday
ユーザーグループ向けリマインダー
特定のユーザーグループ宛にリマインダーを送る場合、そのグループに所属するメンバー全員に通知されます。メンバーごとに通知を行いたい場合に最適です。
- 毎週金曜日午前10時にチームリーダーへリマインド:
/remind @team-leads "週間チームパフォーマンスレポートを提出" at 10:00am every Friday - 毎週木曜日正午12時にプロジェクトマネージャーへリマインド:
/remind @project-managers "ステークホルダーにプロジェクトの更新情報を送信" at 12:00pm every Thursday
リマインダーの宛先による違い:ユーザーグループとチャンネル
Slackでは、リマインダーを「チャンネル」や「特定のグループ(ユーザーグループ)」宛に設定することができます。以下が、それぞれの違いです。
- チャンネル(#client-support など)
チャンネル宛のリマインダーは、チャンネル内にいる全員に見える形で、リマインダーが表示されます。リマインダーは、Slackbotからそのチャンネル内のメッセージとして表示されます。 - ユーザーグループ(@project-managers など)
ユーザーグループ宛のリマインダーは、グループに所属するメンバーだけに通知されます。メンバーそれぞれに直接通知が届くため、チャンネル全体ではなく、特定のグループ向けにリマインドしたい場合に便利です。
Kipwiseを使ってSlackでのコミュニケーションをさらに強化する
Slackは便利なツールですが、情報が流れてしまって「どこに何があるのか分からなくなる」という経験をしたことはありませんか?また、社内Wikiツールがあっても、結局はほとんどの情報がSlackで共有されていて、連携されていないため、誰もWikiを見ないということもよくある問題です。
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以下の/コマンドで、Slackを離れずにKipwiseが使えます。
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まとめ
Slackでリマインダーを設定するには、アメリカ英語の日時形式を使う必要があります。日本語の日時表記が通用しないため、正しいフォーマットでリマインダーを設定することが重要です。
もしSlackを使ったコミュニケーションに限界を感じている場合は、Kipwiseのようなツールを活用することで、チーム全体の情報共有や効率化をさらに進めることが可能です。SlackとKipwiseを活用して、より円滑なチームワークを実現しましょう!