Slackコネクトとは
Slack Connectは、メールや他の外部ツールを使わずに、社外のパートナーや顧客と効率的で安全にコミュニケーションを取る機能です。通常のSlackチャンネルと同じように使えるため、操作も簡単。チーム全員が共有スペースでリアルタイムに話し合い、ファイルを共有し、ビジネス成果を加速できます。
特に、Slack Connectは外部のメンバーに自社全体のSlackワークスペースを共有せず、必要なチャンネルだけを共有できるため、コラボレーションを強化するツールとして最適です。
無料(フリー)プランでも利用可能?
2025年現在の重要な変更点:
Slack Connectには以下の利用制限があります:
1:1メッセージ機能
- すべてのSlackプラン(無料プランを含む)で、社外の人と1対1のダイレクトメッセージを送受信可能
チャンネル共有機能
- 有料プラン(Pro、Business+、Enterprise Grid)でのみ利用可能
- 無料プランでは、自分から他の組織をSlack Connectチャンネルに招待することはできません
Enterprise Gridプランの特別な優遇
- Enterprise Gridプランのユーザーが招待する場合、相手が無料プランのチームであっても、プランをアップグレードや無料トライアルを開始することなく、招待されたチャンネルに参加可能
その他の有料プランでの招待
- ProやBusiness+プランから招待された無料プランのユーザーは、90日間の無料トライアルを受けてSlack Connectチャンネルに参加可能
ポイント:
- 無料プランのユーザーでも、有料プランのユーザーからの招待でチャンネル参加が可能
- 無料プランでは、自分から他の組織をSlack Connectチャンネルに招待することはできません
Slackコネクトの使い方・招待方法
他社メンバーをチャンネルに招待する方法:
- チャンネルを開く(新しいチャンネルを作成してもOK)
- サイドバーの「チャンネル」の横にある +(プラスアイコン)ボタンをクリック
- チャンネルに名前をつけ、プライバシー設定を選択し、「次へ」をクリック
- Slackからパートナーに招待メールを直接送信するか、ビジネスプラスプランまたはEnterprise Gridプランの場合は、用意されたリンクをコピーして共有
- 相手チームがリンクをクリックすると、Slackに移動して招待を承諾し、チャンネルを設定
- 設定によっては、両チームの管理者に承認のための招待が送られます
招待の取り消し方法:
- 「その他」メニューから「外部とのつながり」→「招待を表示」をクリック
- 取り消したい招待にマウスを重ね、取り消しアイコンをクリック
- 「無効にする」を選択し、確定
権限の調整方法:
招待が承諾された後、他社メンバーの権限を調整できます。
- チャンネル名をクリックし、「オーガナイゼーション」セクションに移動
- 「3つのドット」アイコンをクリックして、「権限を管理」
- 権限を「投稿と招待可能」または「投稿のみ」に変更して保存
Slackコネクトに招待されたら?
他の組織からSlackコネクトに招待された場合、以下の手順で承諾できます。
招待の確認・承諾手順:
- 「その他」メニューを開き、「外部とのつながり」を選択
- 招待詳細を確認し、誰から招待されたのか確認
- 「承諾する」をクリックし、チャンネル設定を確認
- 「承認してチャンネルに参加する」をクリックして完了
注意:
- オーナーや管理者が招待を承諾できるメンバーを制限することがあります
- 招待を承諾できない場合は、オーナーや管理者に問い合わせてください
Slackコネクトとゲストアカウントの違い
Slackコネクトとゲストアカウントは、外部メンバーとの連携方法に違いがあります。以下のポイントを理解し、状況に応じて使い分けることが重要です。
招待方法:
- ゲストアカウント: 個別に招待が必要
- Slackコネクト: 組織全体を簡単に接続可能
チャンネル数:
- ゲストアカウント: 1つまたは複数のチャンネルに限定
- Slackコネクト: 無制限のチャンネル共有が可能
履歴の保持:
- ゲストアカウント: 停止されると履歴にアクセスできなくなる
- Slackコネクト: 接続解除後も履歴が双方に残る
料金体系:
- ゲストアカウント: 有料プランでのみ利用可能、シングルチャンネルゲストは有料メンバー5人につき最大25人まで無料
- Slackコネクト: 1:1メッセージは全プランで無料、チャンネル共有は有料プランが必要
これらの違いを理解し、適切に使い分けることで、効率的なコミュニケーションを実現できます。
「Slackコネクトの招待を承諾できません」なぜ?
「Slackコネクトの招待を承諾できません」という状況には、いくつかの原因が考えられます。以下はその主な理由と対処法です:
1. 管理者による制限
Slackワークスペースのオーナーや管理者が、メンバーがSlackコネクトの招待を承諾できるかどうかを制限している場合があります。管理者に確認し、承諾権限があるかどうかを確認しましょう。
2. 有料プランが必要
Slackコネクトのチャンネル共有機能は基本的に有料プランでのみ利用可能です。あなたのワークスペースが無料プランを利用している場合、招待を承諾するにはワークスペースをアップグレードするか、要件を満たしている場合は90日間の無料トライアルを利用する必要があります。
3. 招待の有効期限切れ
招待が送信されてから一定期間が過ぎると、承諾できないことがあります。この場合、招待を再送してもらう必要があります。
2025年のSlack料金プラン
無料プラン
- 料金: ¥0/月(ずっと無料)
- メッセージ履歴: 90日間アクセス可能、1年後に完全削除
- Slack Connect: 1:1メッセージのみ利用可能
Proプラン
- 料金: ¥1,050/月(月払い)
- 特別オファー: 3ヶ月間50%オフで¥525/月
- メッセージ履歴: 無制限
- Slack Connect: チャンネル共有も利用可能
Business+プラン
- 料金: ¥1,800/月(月払い)
- 追加機能: SSO、高度なセキュリティ、99.99%稼働保証
Enterprise Grid
- 料金: カスタム価格(営業担当者にお問い合わせください)
- 特徴: 大規模組織向け、高度なセキュリティと管理機能、無制限のワークスペース
Kipwiseを使ってSlackでのコミュニケーションをさらに強化する
Slackは便利なツールですが、情報が流れてしまって「どこに何があるのか分からなくなる」という経験をしたことはありませんか?また、社内Wikiツールがあっても、結局はほとんどの情報がSlackで共有されていて、連携されていないため、誰もWikiを見ないということもよくある問題です。
そんな悩みを解決できるのがKipwiseです。KipwiseはSlackとシームレスに統合できるナレッジベースツールで、Slackから離れることなく社内の情報を整理・共有することが可能です。

Kipwiseの主な機能:
- チームの全員がアクセス可能な社内マニュアルを簡単に作成
- チームメンバーがSlackで質問した際に、自動でKipwiseのデータベースから回答を提供
- 社内のナレッジベースを効率的に管理し、全員が同じ情報にアクセスできる環境を提供
誰でも直感的に社内マニュアル・Wikiを作成できます。以下の/コマンドで、Slackを離れずにKipwiseが使えます。
/kipwise create
- 新しいページを作成/kipwise [キーワード]
- 検索/kipwise ask
- 質問を作成/kipwise sign-in
- KipwiseのWebポータルにアクセス

さらに、AI搭載の自動回答機能によって、チームメンバーがSlackに投稿した質問に社内の知識に基づいてKipwiseが答えてくれます。

こんな人に特におすすめ: Slackをコミュニケーションツールとして使うチーム・企業
価格: 14日間の無料トライアル有り、有料プランは月額1,100円から
今すぐKipwiseを無料で試して、チームのコラボレーションを強化しましょう!カード情報は要りません。
まとめ
Slack Connectは、社外のパートナーや顧客との連携をよりスムーズかつ効率的に行うための機能です。通常のメールの代わりに、Slack上で安全にリアルタイムのコミュニケーションができ、ファイルの共有やチーム全体でのコラボレーションが可能です。また、外部のメンバーに自社全体のSlackワークスペースを公開することなく、必要なチャンネルだけを共有することで、より安全で効果的なコラボレーションが実現します。
よくある質問(FAQ)
Q1. Slack Connectは無料で使えますか?
A1. 1対1のダイレクトメッセージは全てのプラン(無料プランを含む)で利用可能です。チャンネル共有機能は有料プラン(Pro:¥1,050/月、Business+:¥1,800/月)が必要です。
Q2. 無料プランのユーザーがSlack Connectチャンネルに参加するにはどうすればよいですか?
A2. 有料プランのユーザーからの招待を受けることで参加できます。Enterprise Gridからの招待の場合はアップグレードや無料トライアルの必要なく参加可能、その他の有料プランからの招待では要件を満たしているパートナーはSlack プロプランを90日間無料で試すことができます。
Q3. Slack Connectとゲストアカウントの違いは何ですか?
A3. 主な違いは以下の通りです:
- 招待方法: ゲストアカウントは個別招待が必要、Slack Connectは組織全体を簡単に接続可能
- チャンネル数: ゲストアカウントは1つまたは複数のチャンネルに限定、Slack Connectは無制限のチャンネル共有が可能
- 履歴保持: ゲストアカウントは停止されると履歴にアクセスできなくなる、Slack Connectは接続解除後も履歴が双方に残る
Q4. Slack Connectの招待を承諾できない場合はどうすればよいですか?
A4. 以下の原因が考えられます:
- 管理者による制限:ワークスペースのオーナーや管理者が招待承諾を制限している場合は管理者に確認
- 有料プランが必要:チャンネル共有機能は有料プランでのみ利用可能
- 招待の有効期限切れ:一定期間が過ぎると承諾できなくなるため、再送を依頼
ソース
- Slack Connect公式ページ - 2025年6月アクセス
- Slack料金プラン - 2025年6月アクセス
- Slackプランと機能 | Slack - 2025年6月アクセス
- Slack無料版の機能制限 - 2025年6月アクセス
- SlackのゲストロールについてSlack - 2025年6月アクセス
- Slack Connect チャンネルへの招待を承諾する - 2025年6月アクセス
- Slack Connect: チャンネルの承認設定と招待リクエストを管理する - 2025年6月アクセス
- フリープランを利用しているチームとSlack Connectを使用する - 2025年6月アクセス
- Slack料金ガイド2025 | CloudEagle.ai - 2025年5月アクセス
- Understanding Slack Connect: Top 36 FAQs Answered | ClearFeed - 2025年4月アクセス