「ConfluenceにもAI機能があるらしいけど、実際に何ができるの?」「Jiraとの連携って便利?」「Slackとの相性は?」そんな疑問にお答えすべく、この記事ではAtlassianのConfluenceに搭載されたAI機能(Atlassian Intelligence)について徹底解説します。
さらに、Slack中心で業務を行うチームにとってよりフィットする選択肢として、Slackネイティブなナレッジ管理ツール「Kipwise」もご紹介します。
Confluence AIとは?
企業向けのナレッジ管理においても、AIを活用した効率化が進んでいます。Atlassianの「Confluence」もその例外ではなく、AI機能を活用することでドキュメント管理やチームの情報共有を大幅に支援してくれます。
Confluence AIは、Atlassianが提供するConfluence CloudのPremiumおよびEnterpriseプランで利用可能なAI機能群で、Atlassian Intelligenceによって実現されています。
OpenAIをベースにした機能が多数搭載されており、ドキュメント作成・要約・翻訳・検索・自動化などをAIがサポートします。
Confluence AIの主な機能一覧(2025年時点)
Confluence AIの課題点
Confluence AIは文書作成や整理に優れたツールですが、以下のようなSlack中心のチームには物足りない点も見受けられます:
- ❌ Slack内からナレッジを検索・作成できない(通知連携のみ)
- ❌ AIによるSlack内の質問への即時回答ができない
- ❌ SlackでのQ&Aを自動的にナレッジ化できない
Kipwiseとは?SlackファーストなAIナレッジツール
Kipwise(キップワイズ)は、Slackとの高い連携性を持つナレッジ共有ツールで、Confluenceでは実現しにくい以下の機能を提供します:

Kipwise(キップワイズ)は、Slackと連携して使えるナレッジ共有・管理ツールです。
Slack内での質問にAIが自動で回答したり、やりとりをそのまま社内Wikiに保存したりと、チーム内の情報共有を自然な流れで行える点が特長です。
/kipwise
コマンドで、Slack内から社内ナレッジをすばやく検索- Slackの質問にAIが回答候補を提案
- 回答は自動でナレッジとして保存され、属人化を防止
- Google DocsやConfluenceなど外部ツールとも連携可能
Slack中心で業務を進めているチームにとっては、Notion AIよりも即時性と実用性に優れた選択肢となる場合があります。
Confluence AIとKipwiseの比較表
まとめ
Confluence AIは、ドキュメント作成・編集・タスク連携に優れたツールで、特にJiraやホワイトボードとの統合が強力です。
一方、Slackを中心としたチームにとっては、KipwiseのようなSlackネイティブなナレッジツールの方が直感的かつ効率的に運用できます。
✅ Slack内での質問にAIが自動で回答し、Q&Aをそのままナレッジ化
✅ 社内の会話を知識として蓄積し、再利用性をアップ
✅ Google DocsやConfluenceとも連携できるので、共存も可能
実際にKipwiseを導入している日本企業「Plan UK(株式会社プランユーケー)」では、リモートワークにより顕在化した「情報の分散」や「暗黙知の共有が難しい」といった課題をKipwiseで解決しています。
Slackでの質問対応が効率化されたことで、社内の情報検索にかかる時間が大幅に短縮。「まずKipwiseを見れば大体わかる」という文化が根づいたことで、業務の自己解決力が上がり、オンボーディングや社内ルールの周知もスムーズに。
"社内のあらゆる業務知識がKipwiseに集約され、迷ったらまず検索、という文化が自然にできました。"— Plan UK代表 川崎様
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