社内のコミュニケーションツールとして最も広く使用されているのがSlackです。インスタントメッセージやチャット機能を使って簡単にチーム内でやり取りができるSlackは、特にリモート化が進む今日では、ビジネスに欠かせないツールとなっています。
しかし、仕事をしているとSlackだけでは全てのニーズに対応しきれないことがあります。例えばSlackでは情報の検索や保存が難しく、ナレッジベースの構築や効率的な情報共有にはあまり向いているとは言えません。
そこでこの記事では、Slackと合わせて使えるアプリを紹介します。使い慣れたSlackと合わせてこれらのツールを利用することで、作業を効率化し、毎日のワークフローをよりスムーズなものにすることができるはずです。
1. Trello - プロジェクト管理アプリ
概要: Trelloは、カードやボードを使ってプロジェクトを視覚的に管理できるツールです。Slackとの連携により、Trelloボードの更新やタスクの進捗状況をリアルタイムで通知し、タスクの割り当てや期限の設定をSlack内で行うことができます。
こんな人におすすめ: プロジェクト管理が必要なチーム
価格: 無料プラン有り、有料プランは月額$5から
2. Kipwise - ナレッジ共有・社内マニュアル作成ツール
概要: Kipwiseは、チームの知識を一箇所で管理し、共有するためのツールです。Slackを普段から使っているチームに特におすすめで、Slackから離れることなく社内Wiki(または社内マニュアル)の作成、編集、検索ができます。操作は直感的で、誰でも簡単に読みやすい社内ナレッジを構築できます。
以下の/コマンドで、Slackを離れずにKipwiseが使えます。
- /kipwise create - 新しいページを作成
- /kipwise [キーワード] - 検索
- /kipwise ask - 質問を作成
- /kipwise sign-in - KipwiseのWebポータルにアクセス
さらに、AI搭載の自動回答機能によって、チームメンバーがSlackに投稿した質問に社内の知識に基づいてKipwiseが答えてくれます。
こんな人におすすめ: 全てのチーム
価格: 14日間の無料トライアル有り、有料プランは月額1,100円から
今すぐKipwiseを無料で試して、効率的なナレッジ管理を体験しましょう。カード情報は要りません。
3. HubSpot - 営業およびマーケティングチーム向けツール
概要: HubSpotは、CRM(顧客関係管理)ツールとして知られており、顧客データの管理や営業活動の効率化を図ります。Slackとの連携により、新しいリードの追加や取引の進捗状況をリアルタイムで通知し、チーム全体での情報共有を強化します。
こんな人におすすめ: マーケティングチーム、セールスチーム
価格: 無料プラン有り、有料プランは月額1,800円から
Slackとの連携方法をチェックしてみましょう。
4. GitHub - 開発者向けツール
概要: GitHubは、ソフトウェア開発のためのコードホスティングプラットフォームです。Slackとの連携により、リポジトリの変更やプルリクエスト、イシューの更新をSlackで通知し、チーム全体での迅速な対応が可能になります。
こんな人におすすめ: 開発者、ソフトウェアエンジニア
価格: 無料プラン有り、有料プランは月額$4から
5. Polly - 投票アプリ
PollyはSlackのために作られた調査・投票用のアプリです。多くの社員の意見を聞きたいとき、アンケート調査を行いたいときなどに活躍します。Pollyを使えば、メンバーのフィードバックを集め、有効活用できるデータとして整理、そして共有することができるようになります。
こんな人におすすめ:多くのメンバーからのフィードバックを必要とするチーム
価格:無料プランあり、有料プランは月額$1から
6. Zapier - 異なるアプリをつなぐ自動化ツール
概要: Zapierは、異なるアプリ間でのワークフローを自動化するツールです。Slackとの連携により、特定のイベントが発生した際に自動で通知を送信したり、他のアプリでのアクションをトリガーすることができます。
こんな人におすすめ: 全てのチーム
価格: 無料プラン有り、有料プランは月額$18.85から
7. Jira Cloud - アジャイルチーム向けツール
概要: Jiraは、アジャイル開発をサポートするプロジェクト管理ツールです。Slackとの連携により、課題の更新やコメントの追加をリアルタイムで通知し、開発チームが効率的に作業を進められるよう支援します。
こんな人におすすめ: ソフトウェア開発チーム
価格: 無料プランあり。有料プランは月額$17.65から
8. IFTTT (If This Then That) - カスタム自動化ツール
概要: IFTTTは、異なるアプリ間でのアクションをトリガーする自動化ツールです。たとえば、「新しいレビューがGoogleマップに投稿されたときに自動的にSlackメッセージを送信」などの設定ができます。Slackとの連携により、特定の条件が満たされたときに自動で通知を送信したり、他のアプリでのアクションを実行します。
こんな人におすすめ: 全てのチーム
価格: 無料プラン有り、有料プランは月額$2.92から
9. Sentry - エラートラッキングツール
概要: Sentryは、アプリケーションのエラートラッキングとパフォーマンスモニタリングを行うツールです。Slackとの連携により、エラーやパフォーマンス問題の発生時に即座に通知を受け取り、迅速な対応が可能になります。
こんな人におすすめ: 開発チーム
価格: 無料プラン有り、有料プランは月額$26から
SentryをSlackに連携する方法をチェックしましょう。
10. Google Drive - データ管理ツール
概要: Google Driveは、クラウドストレージサービスで、ファイルの保存や共有が簡単に行えます。Slackとの連携により、ファイルの更新や共有リンクをSlackで通知し、チーム全体での効率的な情報共有を実現します。
こんな人におすすめ: 全てのチーム
価格: 無料プラン有り、Google Workspaceの一部として有料プランも利用可能
SlackでGoogleドライブを利用する方法をチェックしましょう。
11. Zoom - ビデオ会議ツール
概要: Zoomは、ビデオ会議を簡単に開催できるツールです。Slackとの連携により、会議のスケジュールや参加リンクをSlack内で共有し、簡単にミーティングを開始、参加、管理できます。
こんな人におすすめ: リモートワークチーム、国際的なチーム
価格: 無料プラン有り、有料プランは月額$11.66から
12. Asana - プロジェクト管理ツール
概要: Asanaは、タスクとプロジェクトを管理するためのツールです。Slackとの連携により、タスクの更新や締め切りの通知をSlack内で受け取り、チーム全体でプロジェクトの進捗をリアルタイムで確認できます。
こんな人におすすめ: 大規模プロジェクトや複数チームが関わるプロジェクト
価格: 無料プラン有り、有料プランは月額1,200円から
Slack for Asanaをインストールして、連携させる。
13. Dropbox - ファイル共有ツール
概要: Dropboxは、クラウドストレージサービスで、ファイルの保存と共有が簡単に行えます。Slackとの連携により、ファイルの更新や共有リンクをSlackで通知し、チーム全体での効率的な情報共有を実現します。
こんな人におすすめ: ドキュメント管理が必要なチーム
価格: 月額$9.99から
SlackとDropboxを連携させる方法もチェック。
14. Donut - チームビルディングツール
概要: Donutは、チームメンバーをペアにしてバーチャルコーヒーチャットやその他の社交的な交流を促進するツールです。Slackとの連携により、チーム内のコミュニケーションと絆を強化します。
こんな人におすすめ: 全てのチーム
価格: 無料プラン有り、有料プランは月額$49から
15. BirthdayBot - 記念日通知ツール
概要: BirthdayBotは、チームメンバーの誕生日や記念日を通知するツールです。Slackとの連携により、重要な日を逃さずに祝うことができます。
こんな人におすすめ: 全てのチーム
価格: 無料
16. Fireflies.ai - ミーティング記録・文字起こしツール
概要: Fireflies.aiは、ミーティングを記録し、文字起こし、分析を行うツールです。Slackとの連携により、ミーティングのメモやインサイトをリアルタイムで共有し、チーム全体の効率を向上させます。
こんな人におすすめ: 会議の多いチーム
価格: 無料プラン有り、有料プランは月額$10から
17. Calendly - スケジュール管理ツール
概要: Calendlyは、簡単にミーティングのスケジュールを調整できるツールです。Slackとの連携により、ミーティングのスケジュールや可用性を共有し、Slack内でリアルタイム更新を受け取ることができます。
こんな人におすすめ: 全てのチーム
価格: 無料プラン有り、有料プランは月額$8から
18. GIPHY - GIFアニメーション共有ツール
概要: GIPHYは、GIFアニメーションを検索して共有するツールです。Slackとの連携により、会話に楽しい要素を加え、コミュニケーションを活性化させます。
こんな人におすすめ: 全てのチーム
価格: 無料
19. Wrike - プロジェクト管理ツール
概要: Wrikeは、プロジェクト管理とチームコラボレーションを支援するツールです。Slackとの連携により、タスクの進捗状況やプロジェクトの重要な更新をリアルタイムで受け取り、効率的なプロジェクト管理が可能になります。
こんな人におすすめ: 大規模プロジェクトや複数チームが関わるプロジェクト
価格: 無料プラン有り、有料プランは月額$9.80から
まとめ
Slackの連携アプリやプラグインを活用することで、スケジュール管理、タスク管理、プロジェクト管理などのさまざまな業務が効率化されます。この記事で紹介した19のツールを使用して、Slackの機能を最大限に活用し、チームの生産性を向上させましょう。
さらに、社内のナレッジ管理や社内マニュアル作成に特化したKipwiseもSlackと連携可能です。Slack上で直接ドキュメントを検索したり、重要な会話を社内Wiki・社内マニュアルに保存したりできるKipwiseを導入することで、チームの情報共有がよりスムーズになります。社内の情報を一元化したい方は、ぜひ14日間の無料トライアルでお試しください。