NotePMとは:料金や使い方を解説

NotePM(ノートピーエム)とは
NotePM(ノートピーエム)は、マニュアルや社内Wiki、FAQを少人数が書いて全社が読むための、国産のナレッジ管理ツールです。費用を決めるのは「何人が書くか」で、閲覧専用のユーザーは編集ユーザーの3倍まで無料です。全員に投稿やコメントをしてもらう運用にすると、100人規模で月額が約4倍(13,500円と54,000円)になります。書く人を先に決めてから検討してください。
ページに書いた文章だけでなく、添付したWord・Excel・PowerPoint・PDFの中身まで全文検索の対象になります。運営は、トヨクモ株式会社の子会社の株式会社プロジェクト・モード(東京都品川区)です。
NotePMの料金
プランは「編集ユーザー」の人数で選びます。編集ユーザーはページを書いたり直したりできる人、閲覧ユーザーは検索と閲覧だけの人で、投稿もコメントもできません。公式は、閲覧ユーザーの例にアルバイトや取引先、社外パートナーを挙げています。プランによる機能の差はなく、初期費用・更新費用・サポート費用は0円、1か月から契約できます。金額は税抜です。
| プラン | 編集ユーザー | 閲覧ユーザー(無料) | ストレージ | 月額 |
|---|---|---|---|---|
| プラン10 | 10名 | 30名 | 100GB | 5,400円 |
| プラン15 | 15名 | 45名 | 150GB | 8,100円 |
| プラン25 | 25名 | 75名 | 250GB | 13,500円 |
| プラン50 | 50名 | 150名 | 500GB | 27,000円 |
| プラン100 | 100名 | 300名 | 1TB | 54,000円 |
| プラン200 | 200名 | 600名 | 2TB | 108,000円 |
表にないプランもあります(プラン75は月額40,500円、プラン150は81,000円など、最大プラン1000まで)。
たとえば社員100人のうち書くのが25人なら、25人を編集ユーザー、残りの75人を閲覧ユーザーにして、プラン25(月額13,500円)で収まります。全員を編集ユーザーにするとプラン100(月額54,000円)で、年間では約49万円の差です。閲覧ユーザーはコメントできないので、質問や指摘はチャットや問い合わせ窓口で受けて、書く人がページに反映する形にすると、プランを上げずに済みます。プランはあとから変更できるため、最初は小さく始めて、書く人が増えたら上げるのが現実的です。
プランに含まれない有料オプションが2つあります。SSO/SAML認証とIPアドレス制限です。どちらかが必須の会社は、料金表の金額にオプション分を足して比べてください。公式の料金シミュレーションで、オプション込みの月額を確認できます。どちらも30日間のお試しができます。
有料プランのお支払い方法は3つあります。
| 支払い方法 | 契約期間 | 申し込みと支払い |
|---|---|---|
| 請求書払い(銀行振込) | 月額(1か月ごとの自動更新)または年額(12か月、更新はその都度手続き) | 専用の申し込みフォームから申し込みます。請求書はメールで届き、支払い期限は、月額なら利用月の月末、年額なら請求書発行日の翌月末です。 |
| クレジットカード払い | 1か月ごとの自動更新 | 管理者メニューから手続きします。初回の支払いは無料お試しの終了後で、その後は1か月ごとに前払いで引き落とされます。 |
| 口座振替 | 1か月ごとの自動更新 | 専用の申し込みフォームから申し込みます。利用月の22日に引き落とされます。 |
NotePMは無料?
30日間の無料トライアルがあります。期間中はすべての機能を、最初に登録したオーナーを含めて最大10名で試せます。支払い方法の登録は不要で、トライアルが終わっても自動で課金されることはありません。
有料プランに移ると、トライアル中に作ったデータと設定はそのまま引き継がれます。移らなければ、データは自動で消えます。そのため、トライアルはダミーのページではなく、最初から本番の資料で始めてください。消える前に残したいページは、データエクスポートで書き出せます。
既存の資料を、すべてページに作り直す必要はありません。Word・Excel・PDFは、添付したままでも中身が全文検索の対象になります。まずファイルのまま入れて探せる状態にし、更新が続く手順書だけをページにするのをおすすめします。AI機能を有効にしていれば、アップロードしたファイルをページに変換するAIファイル取込も使えます。ストレージに数えられるのは添付ファイルで、ページの文字は数えられません。プラン10は100GBなので、入れる資料の合計容量を先に確認してください。
検索は、「サーバー」と「サーバ」、「会議」と「ミーティング」のような表記の違いや同義語も拾います。社内で実際に使う言い方で引いて、探しているページに着けるかを試してください。
NotePMの評判・口コミ
利用者の口コミは、この記事では引用していません。公式サイトが第三者の評価として挙げているのは、次の3つです。
- ITreview The Best Software in Japan 2026でTOP25に選出
- BOXIL SaaS AWARD 2025のナレッジマネジメントツール部門で受賞
- ITトレンドのGood Productで受賞
口コミは、レビューサイトで自社と同じ規模・用途の投稿に絞って読んでください。見る点は、書く人が何人いるかと、会話の中心がチャットかどうかの2つです。
NotePMのメリット・デメリット
向く会社
- 手順書や規程、FAQのように、一度書くと長く読まれる情報を、少人数で更新できる会社。
- Word・Excel・PDFの資料がすでに多く、まず探せる状態にしたい会社。
- アルバイトや取引先にも読ませたい会社。閲覧ユーザーは編集ユーザーの3倍まで無料です。
- AI検索を追加料金なしで試したい会社。AI機能は全プランに入っています。
向かない会社
- 全員が投稿やコメントで会話する運用の会社。閲覧ユーザーはコメントできないので、全員が編集ユーザーになり、費用が上がります。
- 専用のスマホアプリが必要な会社。スマホやタブレットではブラウザで使います。
導入事例
公式サイトは、成果を数字で示した事例を2つ紹介しています。アイリスオーヤマは、ファイル名でしか探せなかった状態から、ファイルの中身まで検索できるようにして、情報検索にかかる時間が70%減ったとされています。株式会社アシロは、経費精算や押印申請の同じ質問が管理部に集まっていた状態から、情報を探す習慣が社員に定着して、社内の問い合わせが半減したとされています。どちらも「探す側」の成果なので、導入前に確かめたいのは、社員が実際にNotePMを開いて探すかどうかです。(NotePM AIの紹介ページ)
NotePMの使い方
- ログインする:NotePMのログイン画面で、チームドメイン(https://〇〇.notepm.jp の「〇〇」)を入れて進みます。忘れたときは「チームドメインを忘れた方」から探せます。
- 最初に設定する:プロフィール画像、通知(コメントやページ更新のメールを受け取る条件)、よく使うノートを並べるサイドバー、2段階認証を設定します。
- ページを書く:サイドメニューの「投稿する」から「新規ページ作成」を選びます。日報・議事録・手順書などのテンプレートがあり、画像には矢印や文字を書き込めます。動画はページに埋め込んでプレビューできます。
- 探す:検索ボックスにキーワードを入れます。複数の単語でAND検索ができ、作成者や更新日で絞り込めます。Word・Excel・PDFの中身も対象です。
- 読まれたかを確かめる:ページごとに、誰がいつ見たかを確認できます。必ず読んでほしいお知らせや手順書に使います。
- 社外に見せる:特定のページだけ、専用のURLで社外に共有できます。取引先やアルバイトには、閲覧だけのゲスト権限や参照専用権限もあります。
NotePMの特徴・機能
- ノート単位のアクセス制御:プロジェクトや部署ごとに、共有する範囲を決められます。
- 変更履歴の自動記録:誰がいつどこを更新したかが残ります。複数人が同じページを同時に更新しても、自動でマージされます。
- レポート:人気ページのランキングや、ユーザーごとの活用状況を集計できます。
- セキュリティ:ISMS(ISO 27001)の認証を取得していて、2段階認証、アクセスログ・監査ログの出力、ファイルのダウンロード制限があります。SSO/SAML認証とIPアドレス制限は、前述の有料オプションです。
NotePMにアプリはある?
専用のスマホアプリはなく、スマホやタブレットではブラウザで使います。公式の機能紹介では、スマホ・タブレットでもすべての操作ができるとされています。ブラウザのブックマークやホーム画面のショートカットに登録しておくと、アプリに近い感覚で開けます。
NotePMにAI機能はある?
あります。NotePM AIは全プランに追加料金なしで入っていて、次の機能が使えます。
- AIチャットボット:NotePM内の情報を検索して要約し、参照元のページも示します
- AIマニュアル作成、AIファイル取込、AI変更履歴メモ
- タイトル提案、校正、翻訳(英語・中国語・日本語)、要約
検索する人が閲覧できないノートの内容は、AI検索の対象になりません。使い始めるには、オーナーが機能を有効にして、AI機能の追加規約に同意します。利用規約の注意点やAIコネクタ(MCP)との違いは、NotePM AIの解説に詳しく書きました。
NotePMと他ツールの連携
連携できるチャットツールは、Microsoft Teams、Slack、Chatwork、LINE WORKS、Google Chatです。標準のチャット連携は、ページの作成・更新とコメントをチャットに知らせる通知です。ほかに、APIとZapier(3,000以上のアプリとつなげられます)、kintoneに対応しています。ClaudeやChatGPTなどの外部AIと接続するAIコネクタ(MCP)もあります。
NotePMを選ぶ前に
見落としがちなのが、日々の会話がどこで起きているかです。標準のチャット連携は更新通知が中心で、SlackやTeamsの画面から検索したりページを書いたりする機能は、公式の機能紹介にありません。チームの会話がSlackに集中している会社では、通知が来てもNotePMを開く習慣が根づかず、ナレッジが更新されなくなることがあります。導入前に、メンバーが実際にNotePMを開きに行く動機を作れるかを確認してください。
次の一歩は、書く人の人数を数えてプランを決めることと、本番の資料を数点用意してトライアルに申し込むことです。
📌 14日間無料トライアル実施中(クレジットカード不要)
Slack のスレッドの中で聞ける AI エージェント
Kipwise エージェントは、Slack のスレッドの中で「本人として」動く AI エージェントです。一度メンションすれば、あとはそのスレッドに普通に返信するだけで会話が続きます。
- 「この件のドキュメントある?」:ナレッジベースを検索してページを読み、該当箇所と出典リンクを返します
- 「これ、まとめておいて」:スレッドの内容をページにまとめ、指定したフォルダに公開してリンクを投稿します
- 「この商談、交渉中にしておいて」:CRM の商談やチケットを本人として更新し、メモを残します
- 「毎週月曜にまとめて」:依頼を後で、または定期的に実行し、結果をチャンネルに投稿します
読めるのは本人が読めるページだけです。エージェントが書いたページ・コメント・回答は、すべて本人の名前で記録されます。



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