会議議事録は、会議で話し合われた内容やと決定されたことなどをまとめた書類です。ミーティングノートや備忘録などと呼ばれることもあります。会議を振り返り、将来に向けた記録を残すためにも議事録作成は欠かせません。
ミーティングの度に議事録を作成する習慣があれば、社員はいつでも会議の結果を確認することができるようになります。同じような内容を繰り返し話し合うことを防ぎ、時間のロスを減らすことができるはずです。
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会議の議事録を作成するメリットには次のようなものがあります。
議事録には会議で発言のあった内容を全て記録する必要はありません。要点を分かりやすくまとめる習慣があれば、会議そのもののフォーカスを維持することも簡単になります。
事前に議事録のアジェンダ項目を記入し、ミーティングではそれらの項目を1つずつチェックしていく形で話を進めていくと効率的です。そうすることで「話が横道にそれて重要な内容を議論することを忘れてしまった」といった事態を防止できます。
また、会議の前に背景情報と議題を出席者全員と共有することで、メンバーは会議の前にしっかりと準備しておくことができるようになります。ミーティングを成功させたいなら、事前準備が鍵です。
貴重な時間を割いて会議を行うからには、問題解決に役立つ具体的なアクションプランを設定したいところ。議事録にはじめから「これからの行動目標」の欄を作っておけば、会議でもフォーカスしやすくなるはずです。
また、議事録を見返すことで、設定されたアクションプランに従って実際に行動できているかどうかを確認することもできるようになります。
特に大規模な企業の場合、どうしても会議に参加することのできない人が出てきます。会議議事録は、欠席者に会議の要点を伝えるのに便利です。
ビジネスの重要な決定の多くは、会議の場で行われます。「どのような決定が、どのように、そしてなぜ行われたのか」を後から参照できるようにすることは非常に重要なステップです。
会議が終了したら、関係者と会議議事録はをシェアします。これは、メンバー全員が決定事項やこれからの計画について共通の理解を抱くことができるようにするために重要です。
クラウド型のナレッジベースを活用すると、議事録の共有や保管を効率的に行えるようになります。例えばKipwiseのドキュメント同時編集機能を使えば、会議中にチームメンバーと共同で議事録を作成することできます。作成した議事録は、そのままKipwiseのナレッジベースに保存。アクセス権限を自由に設定し、共有したいメンバーとだけ共有することも簡単です。